政治面・経済面の協力
外国企業の支店を含め多くのスイス企業にとって、欧州市場は国内市場よりも重要な存在です。市場自由化のための様々な協定により、安定した枠組み条件の下、スイスはEU諸国とほぼ平等の立場で欧州市場に参入できるようになっています。こうした協定により、スイス企業はおよそ5億人の消費者を抱える市場を開拓し、そこに働きかけられるようになったのです。また、EU新加盟国へのこのような二国間協定の拡大で、スイスは成長の著しい東欧市場にも参入が可能になりました。
スイス-EU二国間協定は拡大してきました。1972年の自由貿易協定と1999年の第1次二国間協定により、様々な市場参入障壁は撤廃されました。第1次二国間協定で調印された項目は、貿易面での技術的障害の問題、公共調達、人の自由な移動、農業問題、研究、陸上輸送、航空輸送です。さらに広範囲に及ぶ2004年の第2次二国間協定には、経済面での追加の優遇措置、他の政治的分野での国境を超えた協力体制が盛り込まれています。最も重要となる協定とその意義について以下で説明します。












